タイでココイチが大成功と出ていますが・・

タイ ココイチ ビジネスをしよう!
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タイ ココイチ

4月14日からのヤフーニュース経済版に、「ココイチ タイで成功の2要因」という記事が、TOPページに出ています。

*ヤフーニュースと言っても「東洋経済オンライン」の記事です。

 

この記事のポイントを上げるとこうです。

  1. タイのココイチはデートから商談まで使われる大人気スポット
  2. 日本とは違い高級ブランド化されている
  3. 現地(タイ)企業と提携したことが大きな成功要因

 

この記事について私の感想を簡単に書きますと・・・

まず1、確かにデートは有ると思います。商談も有るのでしょう(見たことはありませんが)。

でも「大人気スポット」は言い過ぎだと思います。

そこまで大繁盛はしていませんよね。

 

次に2、確かにココイチは高級ブランド化されています。

そして「この戦略が非常に功を奏している」と、この記事にはありますが、私はこの部分に関しては全く賛成できません。

まずココイチの高級ブランド化戦略ですが、タイで「高級ブランド化」されていない日本食チェーンなんてありますか?と逆にこの記者に聞いてみたいです。

 

カレー、ラーメン、定食、うどん、たこ焼き・・・日本の外食チェーンがタイに進出して高級ブランド化していないなんて、私は聞いたことがありません。*すき家が低価格とは聞いていますが、タイでは見たことも行ったことも無いため、今回は書きませんでした。

別にココイチの戦略が長けているのではなく、全部同じ戦略ではないでしょうか?

ただし現在のところ、それが功を奏しているといえるのも確かだと思います。自分で調べていませんが、この記者の言うことが確かなら、現在相当な利益をあげているのだと思いますし、その利益は高い価格から来るものだと思います。

 

それでも私がこの戦略に賛成出来ない理由がいくつかあります。

まず長期的に儲けるのが無理なこと。タイ人の多くはカレーやうどんが日本では安価なものだと知っています。今は日本文化がカッコイイ、オシャレ、日本食が珍しい、という気持ちで食べに来ますが、いくらなんでもそれが長期に渡って続くとは思えません。

それに本当に儲かるとタイ人が思えば、いずれ格安の現地企業が現れ、日本企業には不利な価格競争に突入すると私は思います。

それから高級化の理由ですね。この飲食チェーンの高級化というのは、戦略ではなく、ただそれしか選択肢がないからというのが本音ですよね。

日本の飲食チェーンは、タイで稼いだ金を日本に持ち帰ることを前提にしています。要は外国で稼いで日本国内で使うという頭ですね。

 

ところがこう考えてしまうと、いざ価格競争が始まったら手も足も出ず、飽きられた時に価格を下げるという手も使えない。そしておそらく日本にいる上層部は、前は儲かっていたのにダメになったという事は、従業員の努力がたりないから~なんていう、最悪の根性論に行き着くことが多いです。

高級化を成し遂げた努力は凄いと思うので、ココイチには次の手もあるともいますが、少なくともこの記事が書いていることは少しズレているように思えます。

 

そして最後の3、現地企業との提携。これもどこでもやっていることですが、これは100%正しいと思います。タイ人と働くことは本当に難しいです。タイ人に限ったことではないですが、文化の違いというのは、働く上でとんでもなく大きな障害になります。現地企業との提携で、この部分が大きく軽減できるなら、それはすごいメリットですよね。努力も含めて素晴らしいと思います。

 

以上の3点、特に2の高級化に対して私は以前から反対なのですが、これを友人の外食チェーン社員に言ったことがあります。

内容はこんな感じです・・

私 「ラーメンやたこ焼きをバカ高い値段で売るのが続くわけ無いだろ」 

友人 「じゃあどうするんだ? 向こうに合わせた金額で売って、微々たる儲けを持ち帰って何になる(笑)、行く前から失敗してどうするんだ?」

 

今回このココイチの記事を読んで改めて思ったことがあります。

日本の外食チェーンが高級化しているジャンルを、そのまま現地で価格を下げたらどうなるんだろう? 外食チェーンと同じように、ある程度の規模、内装で高級感を出し、それなりの立地ではじめなければならないので、投資額は増えるでしょう(個人店舗に比べ)。

でも日本に金を持ち帰らないでいい人なら日本の外食チェーンより、かなり強い立場で営業ができます。 永住者なら価格を下げられるので、「客が全然入らない」という最悪のリスクを、かなり軽減することが出来ますよね。

立地にしても、別にデパート内の物件でなくても、人の多い場所なんてタイにはいくらでもあります。

 

私はこのブログでも書きましたが、タイで飲食をやって失敗した人を多く知っています。私の直接知っている人がタイで失敗したビジネスといえば、飲食とマッサージが二大巨頭です。なにしろ全て閉店していますから。今のところ失敗率100%です。

 

ですが、やり方さえ間違わなければなんとかなるかもしれない、と思えてきました。 私はネットの広告ビジネスが本業ですので、たまにタイでのネットマーケティングについて、友人や知り合いに相談されます。今までは「起業なら飲食はダメ」と即答していましたが、いやいやそんな事はないかも?と今は思うようになりました。

初期投資の問題さえ解決できれば、アイデア次第で面白いのかもしれません。

 

 

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