ウチもそうですが、奥さんが外国人、ダンナさんが外国人という家庭は、今では日本でも珍しくなくなりました。
ですがタイに行くと、日本とは問題にならないほど多くの外国人が滞在していますよね。
それは観光客であったり、永住者であったり、ロングステイであったり。
私の場合でも、タイの家(チェンマイ市郊外)のご近所さんには、沢山の外国人がいます。
例えばウチの2つとなりには日本人のダンナさんが。
*最初はもちろん全然知らない方でした。
その他にもアメリカ人の一家、オランダ人のダンナさん、カナダ人、などなど数え上げればキリがないほどです。
日本も外国人が増えたとはいえ、そんなに多くは無いですよね。
私は東京在住なので外国人に会うのは珍しくないですが、たとえば実家の近くなどでは全く見ません。
在留ビザの更新に行ってきました
ところで去年の年末に妻の在留期間更新の為、東京入管に 行ってきました。
もう何回目かな?5回かもっとか?なので、うちの夫婦は慣れましたが、今でも一緒に行っています。定期的なイベントみたいなものですね。
今思うと、10年以上前の入管はもっと全然混んでいたし、1階のファミリーマートの印紙売り場も長時間並んだ覚えがあります。
でも今は空いていますし、並んでいるのも少数です。
日本では「外国からの旅行者や滞在者を増やす」という政府目標が、ここ何年か前からありますが、それが功を奏している気配は全然無いですね。
いや~これ、東京入管ですからねぇ・・・
こんな人数でいいのでしょうか?
そんなことより本題の在留資格の延長の話です。
ウチの夫婦はいずれタイに住む予定なので、永住ビザは別に必要ありません。
申請したこともないのでよくわかりませんが、今回は在留期間の欄に新しく「5年」というのがあったので、それにチェックをしました。
まあ3年でもいいと思いますが、わざわざここまで来るのも面倒ですし(笑)。
結果から書くと、在留期間は3年でした。
普通に言えば「今まで通り」、でも悪く言えば、「5年の申請が落ちた」、「却下された」ということになります。
5年ビザなんて見た事ないねぇ
この間、ある知り合いの会社へ行ってきました。
ここは日本資本ですが、社員の7割が外国人、日本人は少数派です。
この会社は私の取引先なのですが、普段は会社を訪れることはなく、仕事はメールや電話で済ませています。
今回はたまたま必要な書類があり、私が取りに行くことになったという訳です。 そこで事務の日本人女性から書類を受け取り雑談をしていると、ビザ(在留期間)の話になりました。
そこで聞いたのが「5年ビザを一度も見たことがない」という話です。
この女性は仕事柄、全社員と関係者の在留資格をチェックしているので、ほぼ毎日誰かしらの在留期間を見ているそうです。
5年ビザが日本で支給されるようになったのが2012年でしょうか?
少なくとも1年以上経ってはいるのに、1度も見たことが無いと言っていました。
「それじゃあウチも落ちるわけだ」なんて思いましたが、ちょっとこの5年ビザを調べてみると・・・
原文はかなり難しい言葉で、どう解釈しようもありますが、要するに現在の収入が長期にわたって約束されているような人でないと、この対象にはならないという事でしょう。
たとえば外国の「国の職員」とか、日本の企業ならトヨタや三菱UFJ銀行の社員といったところですね。
しかも技術や資格が・・・というところから、相当限られた人だけが認められるもののようです。
これを読んでみて思うのは、「そんなの必要なのか?」という事です。
これに該当する人だと、別に日本に長期滞在する必要が無いですよね。
たとえば企業側からしても、そんなに優秀な人なら日本で使うより、その人の本国で仕事に就かせたほうが、間違いなく会社の為になるでしょう。
またそのために企業も外国人を雇うわけですよね。
そう考えると、もしかしてこのビザの意味は逆なのかも?と思います。
この5年の在留資格にどういう意図があるのかわかりませんが、確実なのは「ウチには無関係」ということだけです(笑)。
2016年・追記
と、こんな風に書いておきながら、実は私の妻に5年ビザがおりました(笑)。
妻の勤め先の会社の人たちも、結構びっくりしていたそうですが、5年ビザが出たのです。
イロイロ書きましたが、私が間違えていたようです。
ちなみに、5年ビザを請求したと同時に永住ビザも請求したのですが(請求でいいのかな?)、その数カ月後に永住ビザも降りました。
まあ、ようするに5年が通るなら永住も通るという考え方で良いような気がします。
そう考えると、やはり5年ビザはあまり意味が無いのかな?と思います。
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