タイで結婚ビザの延長 Oビザ1年初回 チェンマイ編

移住生活
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タイで結婚ビザ(ノンイミグラント-O)の更新(初回延長)をしてきました。

人に聞いた話、ネットで読んだ話、いろいろ調べてから行きましたが、どこにも書いていなかった問題が発生し、まあーーー大変でした。

まずは私のビザですが、「ノンイミグラントーO(タイ人の配偶者)」と言うタイプです。いわゆる結婚ビザと呼ばれるもので、タイ人女性と結婚している日本人(私の場合)が取得するビザになります。

そして今回は初回の延長です。日本にいるときに、同じ結婚ビザの3ヶ月を取得していたので、今回は1年の延長を申請してきました。

私と同じように、タイ人と結婚されている方でタイに長期滞在しようという方は、日本にいる間に3ヶ月ビザを取得する事を強くおすすめします。ノービザでタイに入国し、タイで結婚ビザに切り替えるより、はるかに簡単、短時間で取得できますので。*日本国内だと何が良いかというと、申請書をダウンロードしてPCで入力できる事です。いちいち手書きをしなくても、PCで入力→印刷でOKというのはとても楽です。 ちなみにビザの更新のタイミングですが、3ヶ月ビザを持っている場合のビザの有効期限は、タイに入国してから3ヶ月間です。ビザの表示の日にちではなく、入国日から90日後ですので、80日目くらいに行けば余裕で大丈夫です。早く行っても日数を損するだけで、得るものは何もありません。出直すことも考えても、5営業日前に行けば問題ないと思います。
(観光ビザの延長かな?100人以上は余裕で並んでいました)

タイのビザ更新、まず必要書類を揃えよう

まず必要書類ですが、これは2018年8月 チェンマイのイミグレーションでの話になります。

必要書類は管轄のイミグレーションによって結構違うようですので、管轄のイミグレでご確認下さい。

私の場合、妻の学生時代の先輩がチェンマイの入管に務めているので、その人に何が必要か?を事前に聞いておきました。

最初の答えは、「HPに書いてある通りだよ」だったのですが、いくら探しても見つけられませんでした。そこでビザ取得代行業者のHPや、ビザ更新された方のブログ記事に書いてあるものを片っ端から用意。もう一度、妻に先輩に電話で確認してもらい、「よし万全!」と思いながら出発しました。

*結果、書類が足りず翌日もう一度行くハメになりましたが(笑)

 

ちなみに現地でもらった必要書類のプリントです。*両面印刷になっていたので、表面、裏面です。

クリックで拡大します

 

タイ語と英語で何が日本の何の証明書を指すのか、私にはさっぱりわかりません。ですがこの結婚ビザの更新、必ず夫婦で行かなければならない決まりです。 なので何もわかならない状態で行ったとしても、とりあえず夫婦で一度話しを聞きに行きさえすれば何が必要かは分かるということですね。

 

私が用意したもの

全ての書類のコピーを最低3部ずつ取ることをおすすめします。2部は提出用(必須)、1部は次回の為の取り置き用です。紙は普通紙でOK

最終的に必要だった書類は以下の通りです。

  1. 申請書(TM7)
  2. パスポート
  3. 戸籍謄本の原本とタイ語翻訳版(英語でも可)*正確には原本ではなく戸籍謄本の写し
  4. 居住報告書TM30と罰金のレシート
  5. 40万バーツ以上を2ヶ月以上(2回目から3ヶ月以上)継続預金した証明書と前日アップグレードした預金通帳
  6. 住所からイミグレーションまでの手書き地図(事務所にある専門用紙)
  7. 自分の顔写真4X6cmを2枚 200Bだった 白背景でなくても可
  8. 家族や妻と、自宅で撮った写真4枚
  9. オーバーステイした場合の罰則承諾書(現地で用紙をもらい書いた)
  10. 滞在期間の承諾書(現地で用紙をもらい書いた)
  11. IDカード
  12. 住所登録証(タビヤンバーン)
  13. 結婚証明書的なもの (コーロー22)人によって違うらしい

 

11から13まではタイ人妻が用意するものです。

それ以外の1~10までを簡単に説明すると・・

1はTM7と呼ばれる申請書。現地にもありますがダウンロードして印刷できます。*両面印刷して下さい。

こちらから=TM7(14番のDownloadをクリック)

書き方は「TM7書き方」や、「タイ結婚ビザ更新 書き方」で検索して下さい。詳しく解説されているサイトがたくさんあります。

2は、イミグレの隣のコピー・写真ショップに頼むのが簡単です。申請するビザのタイプを伝えれば、確実にコピーしてくれます。

3ですが、戸籍謄本のタイ語翻訳版とは別に日本語の原本を見たいと言われました。原本と言うか、正確には「写し」なのですが、日本の役所が発行したコピーではない戸籍謄本が見たいとの事。私は結婚した時に使ったと思われる、10年以上前のものを提出しましたが、それで問題ありませんでした。*それしかなかったので。時間があるなら、郵送で取り寄せる事も可能です。

4は後ほど説明します。

5は40万バーツの残高証明書と通帳が必要。

6は自宅からチェンマイイミグレまで、プロムナーダまでの手書き地図です。大きな通りと、大きな建物等を書いておけばOK、わりと簡単で大丈夫です。

7の顔写真は、少々割高ですが、先程のコピー写真屋で撮るのがベストです。私は自分で撮ったものを使いましたが、なんと「顔がデカすぎる」とのことで却下(笑)

「あ?」と聞くと、「顎と首がデカすぎる」と(笑)。

実物と比べて、なんかデカすぎるから撮り直して下さいと言われ、「なんだそれ!」と思いながらも、隣のコピー写真屋で撮影。時間は混んでなければ5分ほど、料金は2枚で200バーツです。ところで、いろいろなサイトで顔写真の背景は白限定とありますが、この写真屋の背景は青だったので、現在のチェンマイイミグレでは青でもOKです。

8の家族写真ですが、家の前と部屋で家族で写したものなど4枚を、A4の普通紙に印刷。光沢紙が無かったので、普通紙に印刷したのですが問題無し。

9と10は、書類チェックの終わり際に、サインとタイに滞在したい理由を英語かタイ語で書きます。これはビザの申請のタイ滞在理由と同じ、簡単でOK。

11,12,13はタイ人の奥さん(またはダンナさん)にまかせましょう。

(↑これがコピー写真屋)

居住報告書TM30と罰金のレシート、レシートが無い!なんで?

今回、初日で全書類が揃わなかったのですが、その理由がコレです。

この居住報告書(TM30)というのは、タイに滞在する外国人を宿泊させる場所の所有者に届け出義務があるものです。

ですが実際は、タイ滞在者本人が届け出るものになっていますね。

タイに入国後、24時間以内の届け出が義務なのですが、祝祭日の場合は除くとのことです。

ただしこの際、法の解釈やらはどうでもいいです。とにかくタイでビザ取得または延長、更新するためには必ず必要な書類なので、タイ入国後24時間以内にイミグレーションオフィスで手続きをすることが重要です。

まあ、しなければ罰金を払えば済むのですが、1600バーツ前後だったと思うのですが、そのお金がもったいない。よく調べてやっておけば済むことでした。

 

ということで、今回の書類チェックで私も用意していたのですが、その罰金を払ったはずのレシートが無いと指摘されました。

ですが、私もそれを払った記憶が無い・・・

というのも、前回の記事「タイで車の免許を取った! 【新規取得】日本の免許無し」で書きましたが、この時に居住証明書(だったかな?)と一緒に、TM30の手続きをしたのです。ですがその際、罰金を取られた記憶が無いのです。

妻も払ったと思うけど・・と曖昧でした。

でも入管職員は、「このTM30の半券があるので罰金をはらったはず、3階のオフィスに行って原本のコピーをもらってきて」と言われます。

しょうがないなと、3階のオフィスに貰いに行き順番待ちで1時間。

しかしそのレシートが無いとの事。で、その担当者が昼休みに1階のオフィスで調べてくるということになり、1時半に約束します。

ところが、一階にもない・・・

もうこのレシートの件だけで、5時間近くかかっています。*一度家にも探しに帰っているのです

さすがにムカついてきた私は、妻から担当者に「もう一回払ってやるから、さっさとレシートを出してくれ」と言ってもらいました。

すると、担当者がようやく真相に気が付きます。

「ああ、これ手続きはしたけど、罰金を払っていないですよ」と。

実はこの担当の人、お互いに覚えていたのですが、前に手続きした時にも担当した人でした。

この担当者本人が言っていましたが、「あの時、罰金を取り忘れた」と。

この人に対してはライセンスの時も今回も親切だったので、そこまで怒ることはないですが、いくらなんでも5時間も無駄にしたというのは許せない事態です。

しかも、もうこの時間では受付は翌日・・・・

妻が先輩に、「こうなんだよ~」と話すと、じゃあ「明日8時に必ず来て」と。

それ今日と同じだよ!

(朝の8時でもイミグレ付近の駐車場はビッシリ停まっています。少し離れればガラガラですが。)

この結婚ビザの場合なら、チェンマイのイミグレは8時に来ればOKだそうです。特別な連休明けなどでなければそんなに並ぶこともないので、「4時とか5時ではなく、8時に来れば大丈夫ですよ」とのことです。
独身証明書と青のボールペン

ところで、あらゆるサイトに書いてある必要書類「独身証明書」ですが、これ私は持っていなかったのです。

そこで申請に行く前に、妻に入管の先輩にこの件を聞いてもらいました。

すると、「独身証明書って、日本に帰って離婚しないと取れないでしょ?」と、あまりに普通な返事(笑)。

先輩曰く、「タイの入管がチェックするのは、本当の結婚なのか?10年前に誰が独身だったかなんて誰も気にしない」だそうです。

 

そしてもう一つ、この先輩に言われたことで、「必要書類のコピーには全てサイン」というのがありました。

ですが、最後の方の書類チェックが終わった時に、職員が全てのコピー書類に、目の前でバンバン何かのスタンプを押していく時があります。

このスタンプには空白欄があって、そこにサインをしなくてはならないのです。

なので先にサインをしても、もう一度サインをし直さなければなりません。

しかもこのサイン、青のボールペンでなければダメと言われました。

前に聞いたことがありましたが、タイでは青のペンが公式なんですよね。

そういえば確か、銀行口座を作った時も全て青ペンサインでした。

青ペンは入管にありますが、自分のものを用意しておいたほうが便利だと思います。

(このプロムナーダ、心配になるほど客が少ない。思うに入り口が分かりにくすぎるのでは?)

タイの入管職員の対応は悪いのか? 入管は何であんなに待つの?

結局、翌日に手続きは終わりました。

言われた通りに朝8時に並び、順番は6番目。

6人中の6番目でした(笑)

そして午前中には終わらず、全てが終わったのは2時半くらいだったと思います。

この間、約6時間半ですが、そのほとんどの時間はただ待っているだけです。

私の場合はスマホのゲームをずっとやっていたので、苦痛でしたがそれほどでもなかったです。

ただ、だんだん日が差してくると、暑くてムカついてきます。

私の前に並んでいたアメリカ人のダンナさんとタイ人奥さんの夫婦も、最初は普通でしたが途中から目つきが変わっていました(笑)。

4度目の更新と言っていましたが、午後1時半頃からイライラしてましたねえ。

ですが、なんでこんなにタイのビザ更新は待つのか?そして評判が悪いのか?

まず職員についてですが、私はタイの入管職員の態度が悪いとは、今回は全く感じませんでした。

というより、タイ人らしく皆フレンドリーだったし、聞いたことには普通に答えが帰ってきたし、横柄な態度だと感じたこともありませんでした。

反対に、初日に何度もレシートの件であっちにこっちに行かされ、待たされ、かなりキレ気味だった私に対し、若い女性職員は「落ち着いて、冷静に考えましょう」なんて、とても大人な対応で接していました。

別に妻の知り合いがいるから肩を持っているとかではありません。

なので職員が横柄だとか、意地悪をしているとかの先入観を持つのは止めたほうが良いと思います。

今回の私がたまたま運が良かったという可能性もありますが、私は職員の態度は至って普通か親切だと思っています。

ですが、なぜあんなに待つのか?これにはいくつか言わせてもらいましょう。

その前に、ある程度時間がかかることは理解するべきだと思います。

日本の入管に外国人のビザ更新等に付き合った事がある人なら分かると思いますが、やはり2時間、3時間は普通に待ちます。

またタイのビザ更新で、やたら提出書類の変更があったり、別のものを請求されたりする意味ですが、これはやはり職員の嫌がらせなどではありません。

書類を受け付ける職員は若手が多いですよね。彼ら彼女らは、ルールに則っているだけです。

1人が書類を受け付けたら、上司が確認・審査し許可する(または却下する)。

審査する量は多いので、ここで待ち時間が発生する。

そしてこの作業が何段階かあるから、その都度待ち時間が発生する。

なにを審査してるんだ?と思いますよね。その場にいたら、怒鳴りたくなります(笑)

ですが、今タイには大勢の不法滞在者がいます。日本人も多いと聞きます。

どこの国でも同じですが、不法滞在者の犯罪関与率はとても高いですよね。

タイの場合、不法滞在者の関わる犯罪の多くを麻薬、殺人、人身売買といった凶悪犯罪が占めます。

そして麻薬に関して、国外への持ち出しについてアメリカ等からかなり強い圧力がかかっています。外国から見れば、相変わらずゴールデン・トライアングルから運ばれてくるものが多いのです。

さらに日本と違って、タイにはテロや政治的対立が関わる不法滞在や不法入国があります。

まあそんな背景があるので、1日くらいはガマンしましょうよ、ということですね。

 

待ち時間が長いのは受け入れよう、でも順番待ちの数字くらい出してくれ!

タイの入管がダメなのはコレですよ。

受け付けて番号札を配る。ここまではOK。

でも、今何人待っているのか?あとどのくらい待つのか?

これが全くわからないのです。

いや、審査によって順番が変わることもあるだろう。でもその場合は別の番号を振るなり、そういう理由で順番が前後することもあると書いておけばいいでしょ。

誰も今何番かわからないから、常に入口付近は混雑する。

いつ呼ばれるかわからないから、窓口の目の前で多くの人がトイレにも行けずにジッと耐えている。

今回、何の理由で並んでいたのか分からないけど、インド系っぽい女性4人が朝の8時からずっーとファミリービザのオフィスの前に座っていました。

彼女たちは、多分全員がタイ語が分からないのだと思うのですが、私が帰る3時前でも、まだ4人で待っていました。

あれは人道的にどうなんだ?と思ったなあ。

せめて後どのくらいかの目安だけでも付けば、あのガラガラのプロムナーダのカフェも、もう少し潤うだろうに。そうしたらタイ政府の税収も上がるだろうに。

経済ってそういうものですよね。ビザ関連の外国人は有意義な待ち時間を見つけ、テナントは客を拾い、政府は無駄な時間を金に変える事が出来る。

あの混雑して暑苦しく、蚊が発生する最悪な環境も、だいぶサッパリするはずです。

これは3階のオフィスにも言えてます。

あそこは更に酷い。入り口だけに人だかりが出来ている上に、インフォメーションが無い。

ユーザビリティという言葉を知っていますか?と聞きたくなります。

そういえば、1階にもインフォメーションはありませんでした。

一応カウンターがあり、職員風の若者が立っていることもあるのだけど、インフォメーションとは書いてないので、何のカウンターなのかが不明。

さらにここに代理申請か何かの業者が立ってることがある。

こういう人間に声をかけてしまい、わけも分からず業者のオフィスに連れて行かれている外国人も見かけました。

私がチェンマイの入管に言いたいのは2点。

1 インフォメーションの看板くらい作ろうよ

2 順番待ちの番号くらい表示しようよ

そういえば、デジタルの番号表示機は上にあったな。動いてなかったけど(笑)

 

ということで、最後に再び写真を撮り、パスポートを受け取り、ビザ取得の日時を伝えられます。

ああ、やっと終わった!

いや、終わっていませんでした(笑)

 

翌々日の金曜日に入管から電話、驚きの条件とは?

更新申請の手続きが終わり、いつもの生活をしていると、妻の携帯に入管から電話がありました。

内容は、月曜日にもう一度入管に来て欲しい。ただし今回はチェンマイエアポート近くのオフィスに、ということでした。

そしてそこには驚きの条件が・・・

その条件とは、私(日本人)と、妻の事をよく知っている人を「保証人」として連れて来ること。

しかもこの人にはもう1つ条件があります。

それは、「親戚関係は除く」です。

はぁ?ですよね。

アカの他人に、よく知らない外人の保証人になってくれと頼めと。

しかも出頭は3日後の朝9時半。

(ここも朝から駐車場は満車。スペースを探すのに苦労しました)

確かに、月曜でもヒマそうな顔見知りの近所のオバさんやオジさんはいますよ。

でも保証人になってなんて言いづらいわ・・というのが日本人の考え方ですよね。

でも妻が言うには、「ああ、そのくらいタイ人ならいっぱいいる」との事。

そうなんですね。

ですが、ここでもう一つ問題が。

妻が先の入管の先輩に電話をして、こんな風に言われたんだけど?と聞いた所、「最初の更新時(延長)はそれが普通だよ」とのことでした。

そんな話、聞いたこと無いな、なんて思っていましたが、本当なのでしょうか??

そしてもう一つ、さらなる条件が。

その時に保証人のIDとそのコピー、そしてタビアンバーンの原本とそのコピーが必要だよ、と・・・・

アカの他人の保証人になる上に、身分証明証のコピーと、住民登録証のコピーを取らせてくれと頼むのか???

と、思いましたが、妻は問題ないと、コピーをとるために誰かのIDとタビアンバーンを持ってきました。

よく見ると、となりのオバさんでした。

確かに頻繁に顔を合わせるし、初めてタイに来たときから私のことを知っている。

家にも来たことがあるし、娘さんも孫も知っている。

妻のことは生まれたときから知っているそうなので、入管が求める保証人としては完璧でした。

いや、それでも身分証のコピーを簡単に取らせるのは危ないなあ。

オバさんには、大きな借りが出来ました。

で、その面談ですが、話すのは保証人のみ。

私は無言、妻は他の捜査官と世間話。

ここは不法滞在者の捜査を主に行っているオフィスだそうですが、TM30の受付もやっていました。

ただほとんどが捜査官だったので、プロムナーダの職員よりゴツい人が多かったですね。

でも皆フレンドリーなタイ人でした。

ここにもよく言われる横柄な職員はいませんでしたよ。

(最後にこの入口前で、私達夫婦と保証人に捜査官2人で写真撮影。これを証拠にするそうです。しっかり仕事をしているじゃないですか)

さすがにこれで手続き終了のようです。

まあ本当に面倒、本当に疲れました。

最後に1つ、一生忘れられない昔の話を書いておきます。

 

私が初めて行った入管オフィス、大手町の旧東京入管はまるで刑務所だった

これは、なぜ私がタイの入管職員を悪く言わないのか?の理由の一つでもあるかもしれません。

今から30年程前、当時私の仲の良かった先輩から、今度付き合って欲しいところがあるから一日空けてくれと言われました。

その時連れて行かれたのが、大手町にあった頃の東京入管です。

入管が何かもよく分かっていない当時の私でしたが、外国人がたくさんいるであろう入管に行くことをかなり楽しみにしていた記憶があります。

その先輩が入管に行った理由ですが、彼は当時ヨーロッパ系の銀行勤務で、その顧客の付き添いだったような記憶があります。

大手町の駅近くで先輩と、おそらくビザの更新だった外国人と落ち合い入管に向かいます。

この外国人と先輩は背が高く、スーツが似合っていてカッコよかったので、入管は外国のエリートみたいな人が多いのかな?とか思いながら道を歩いていました。

ところがその入管は、朝の新宿駅並みに人が溢れ、異臭がし、あからさまに態度の悪い職員が並んでいました。

30年前ですから、日本人は今よりずっとお人好しで、素朴な人が多かった頃です。

この光景は、当時の私にはかなりの衝撃でした。

あの入管職員の態度は、私が知る限り人が人に取る最悪の態度だったと思います。

私自信がまだ素朴だったので、日本人にこんな嫌な人間がいるのか?と、しばらく記憶から消えないほど強烈な体験でした。

先輩は入管の待ち時間が暇すぎるから、私を付き合わせたと言っていました。

当時はスマホなんてもちろん無いですから、ただ何時間もボケッと待っているだけです。

それは話し相手ぐらい欲しいでしょうが、あの入管職員の外国人に対する態度は、はっきり言って人種差別とか、ヘイトクライムとか、もう完全にそのレベルで、ただの付き添いの私が怒りに打ち震えていた覚えがあります。

あの頃の入管を知っている人はいるでしょうか?

あれから私も、いろいろな外国に滞在し、いろいろな経験をしました。

アメリカでは暴力寸前の人種差別に合いましたし、南米では差別用語で徹底的にコケにされながらナイフで脅されたこともありました。

ですが、あの東京入管で見た光景は、それ以上に私の中で傷になっています。

私が差別されたわけでもないですし、先輩のお客さんが差別されたわけでもありません。

今でもよく覚えているのですが、当時見た映画で「ミッドナイト・エクスプレス」という映画と東京入管がダブりましたね。

それほど酷いものでした。

ですが品川に移転した今の東京入管に、当時の陰惨さは少しも感じられません。

清潔な建物に、完璧に統制された手続きシステム。

トイレも清潔で無料の飲料水が各所にあり、喫煙所は外。

コンビニの順番待ちまで完璧に統制されています。

チェンマイイミグレの数百倍の人数を一日で捌きまくる手際の良さ。

あの最低の入管がここまで変わるのですから、人間わからないものです。

少し話がそれましたが、タイのビザの更新、もう少し改善してくれる事を願います。

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